基本の「き」

基本のき ~精油のいろは~

精油(エッセンシャルオイル)とは 少しずつ定着しつつある精油(エッセンシャルオイル)ですが、まだまだ情報が少なかったり、研究途中の分野であることは確かです。 その精油(エッセンシャルオイル)を知るにあたって、まずは知っておきたいことをみていきましょう。   精油(エッセンシャルオイル)の原料 精油(エッセンシャルオイル)は〈植物〉から抽出された〈芳香成分〉で、「油」という文字が使われるが、オリーブオイルなどのような「油脂」ではない〈有機化合物〉に分類される。 使用されるのは植物の花・葉・茎・根・果皮・果実・樹脂・樹皮など植物によって芳香物質をもつ場所が異なるため、植物によって使用部位は異なる。     アロマテラピーの起源 アロマテラピーはフランスとイギリスの両国が起源とされています。 アロマテラピーという言葉自体は1930年頃、今から約100年ほど前にある研究者が作った「アロマ(芳香)テラピー(療法)」という造語から始まります。 日本では江戸時代に一度フランス起源である医療と併用した精油が薬として使用されたようですが、あまり普及せず その後1980年頃、今から50年ほど前に現在のリラクゼーションをメインとしたイギリスのアロマテラピーが普及しました。     精油(エッセンシャルオイル)の世界と日本 日本では現在、雑貨扱いとなるために雑貨屋さんや身近なショップで購入することが可能です。 しかし、医療を併用するフランスでは「薬局で精油を購入する」ということが当たり前のようです。 薬局で購入されるものであるということは、薬の役割をも持つということになるため、使用するにあたってきちんとした知識が必要になってくるのです。 これは法律の違いだけであり、日本では雑貨扱いのために厳しい規制がない「精油」という名前でグレードの異なるものが多数存在することも確かなのです。     安心できる精油を購入するための注意点 同じ〈精油>として販売されているとグレードを見分ける方法を覚えておくと安心です。   精油が販売されているショップは? 日本で雑貨扱いの精油は、色々な雑貨屋さんなどのショップで見かけます。 さらには100円ショップまでも陳列されています。 そんな手軽に手に入るものかと思うと、はたまた百貨店の専門店にも陳列されていたりもします。 ネット通販サイトでも多くの種類の精油’(エッセンシャルオイル)が販売されており、購入することができます。     精油の金額の違い 精油(エッセンシャルオイル)のグレードを見分ける一番簡単な方法は〈金額〉なのです。 精油の原料として使用されているのは〈植物〉 たった10mlの精油を抽出するにあたって、必要となる植物は何千㎏~何万tといわれるほどになります。 その膨大な植物から、芳香物質だけを取り出す技術、手間、時間。 そしてその精油をもっと安心して使用してもらうためには、農薬を使用せずに栽培することが必要になります。 私個人的な意見になりますが、ラベンダー精油を例に出して具体的に提示すると 10mlあたりが3,000円未満の精油は空間への芳香のみの使用をおすすめします。   粗悪な精油に含まれる合成香料 あまりにも安すぎる精油(エッセンシャルオイル)の中には、天然100%ではなく「ほぼ天然」とされ、合成香料という人工的に真似て作った香りが含まれていることがあります。 合成香料は天然とは違い、安定して供給できるうえに、組成が決まっているために量産が可能です。 もちろんそういった精油を使用することで化学物質でのアレルギー反応を起こすことも考えられますので、十分に注意が必要です。  

基本のき ~精油でトリートメント~

精油のブレンド方法 精油を使ってトリートメントをしようと思うと、気になるのは使う精油の濃さやブレンドする精油。 まずは基本となる正しい知識を知っていきましょう。   ベースとなる基材 精油は原液そのままでは使用しません。 とても濃い成分の為、そのままで使用すると肌トラブルの原因となる可能性があります。 その為、精油をベースとなる基材といわれるオイルやクリーム、ジェルなどに混ぜて使用します。 植物油 キャリアオイルとも言われています。 乾燥を予防し、滑りをよくするため肌へのダメージも少なくなります。 また肌からの吸収もゆっくりの為、比較的長くゆっくりと成分を浸透させたいときにおすすめです。 クリーム・乳液 油分と水分が程よいバランスで含まれていることや、ある程度の固さもあるために流れてしまう事もなく使いやすい基材です。 べた付かせたくないハンドケアや部分ケアにおすすめです。 ジェル 水分が多い為、さっぱり早く成分を浸透させたいときに使える基材。 冷やしてさっぱりさせたいときや、咳や喉の痛みでスッキリしたいときにおすすめです。   精油と基材の量 基本的には1%濃度に調整してください。顔など皮膚が薄い部分や敏感肌の方が使用する場合は0.5%にします。 1%といわれると難しいですが、基材(オイル・クリーム・ジェル)10mlに対して精油を2滴までとなります。 0.5%は基材10mlにつき精油は1滴までにします。 精油はドロッパーから1滴0.05mlずつ落ちてくるようになっています。 使用するときに瓶を振ったりしないようにしてください。     トリートメントで期待できる効果 「マッサージ」という馴染みのある言葉ですが、私たちセラピストは「トリートメント」という言葉を使います。 「マッサージ」というワードは、あん摩鍼灸師のみが使用して良い、法律で決まっている言葉になります。 ですので、アロママッサージとは言わず「アロマトリートメント」と言うのです。 トリートメントの技術や使用する精油などに影響されず、【トリートメントをすること】で期待できる効果をみていきましょう。   筋肉の緩み タッチしてさするだけで、皮膚から近いところにある筋肉は緩みます。 痛いところがあると自然と痛い箇所をさするという行動をしたことがある方もいらっしゃると思います。 それは自分自身を守る防衛反応と同時に、痛みを軽減させようとしている行動にも繋がります。 筋肉が緩むことにより、コリや痛みの改善が期待されます。 また、筋肉が原因となるぎっくり腰や肩凝りなどの炎症やトラブルの予防にもなります。   リラックス 人の肌を触るということで「オキシトシン」というホルモンがお互いに分泌されることが研究で分かっています。 オキシトシンは、女性が赤ちゃんを抱っこしたり触れたりするときに出る「愛情ホルモン」なのです。 <人肌が恋しい>という言葉があるように、寂しいときは人に触れると安心します。 また、リラックスすることは体にとって良いことがたくさんあります。 自己肯定感の向上 前向きな気持ち 睡眠の質の向上 ストレス解消 免疫力アップ       トリートメントの部位とおすすめの精油 強い圧をかけず撫でること、そして精油の量を間違えないことがポイントです。   頭 思考を整理したいとき、アイデアを出したいとき、片頭痛におすすめ。 <おすすめ精油> ペパーミント… Read More »基本のき ~精油でトリートメント~